軽貨物ドライバー年収300万円の真実|手取り・経費の実態を大公開2026

「軽貨物ドライバーなら月収50万円!」「年収600万円も夢じゃない!」——そんな魅力的な求人広告を見て、軽貨物ドライバーを検討していませんか?

しかし、ここに大きな落とし穴があります。求人広告に書かれている「月収50万円」は、売上であって手取りではありません。

この記事では、軽貨物ドライバー歴3年の筆者が、年収・月収・手取りの真実を完全公開します。経費・税金・社会保険料の内訳から、本当に稼げるのかまで徹底解説します。

この記事でわかること

  • 年収300万円の真実(売上と手取りの違い)
  • 経費・税金・社会保険料の内訳(具体的な金額)
  • 月収30万・40万・50万円の手取りシミュレーション
  • 月収100万円は本当に可能なのか?
  • 手取りを増やす5つの方法
  • 正社員 vs 業務委託の収入比較

「こんなはずじゃなかった…」と後悔する前に、収入の真実を知っておきましょう!


目次

⏰ 結論から先に|「月収40万円」でも手取りは25〜30万円が現実

✅ 軽貨物ドライバーの収入の真実

  • 平均年収:300〜600万円(売上ベース
  • 手取り月収:20〜50万円(業務委託)、25〜45万円(正社員)
  • 月収40万円でも、手取りは25〜30万円程度
  • 経費・税金・社会保険料で売上の30〜40%が消える

❌ よくある誤解

  • 「月収50万円」= 手取り50万円ではない
  • 「年収600万円」= 手取り600万円ではない
  • 求人広告の金額は「売上」であり「手取り」ではない
  • 経費・税金を引くと、思ったより少ない

重要: 求人広告の「月収○○万円」は、売上です。手取りではありません。この違いを理解しないと、「稼げない」と後悔します。

💰 真実1:「年収300万円」は売上 — 手取りは年収240万円程度

📊 年収の仕組み(業務委託の場合)

軽貨物ドライバー(業務委託)の収入は、以下の流れで計算されます。

収入の計算式

項目 説明
① 売上(総収入) 配達した荷物の報酬合計
② − ロイヤリティ(手数料) 運送会社に支払う手数料(10〜20%)
③ − 経費 ガソリン代、車両維持費、保険料など
④ = 所得 経費を引いた後の金額
⑤ − 税金・社会保険料 所得税、住民税、国民健康保険、国民年金
⑥ = 手取り 実際に手元に残る金額
💵 年収300万円の場合の手取りシミュレーション
項目 金額(年間) 金額(月間)
売上(総収入) 360万円 30万円
ロイヤリティ(15%) -54万円 -4.5万円
収入(手数料後) 306万円 25.5万円
ガソリン代 -36万円 -3万円
車両維持費 -24万円 -2万円
自動車保険 -18万円 -1.5万円
その他経費 -12万円 -1万円
所得(経費後) 216万円 18万円
国民健康保険 -30万円 -2.5万円
国民年金 -20万円 -1.7万円
所得税・住民税 -12万円 -1万円
手取り 約154万円 約12.8万円

衝撃の事実:売上年収360万円(月30万円)でも、手取りは年収154万円(月12.8万円)です。

📊 真実2:経費だけで年間90万円以上かかる

🚗 軽貨物ドライバーの経費一覧
経費項目 月額 年額 備考
ガソリン代 30,000〜50,000円 36〜60万円 走行距離により変動
車両維持費 10,000〜20,000円 12〜24万円 車検、オイル交換、タイヤなど
自動車保険(任意) 10,000〜20,000円 12〜24万円 事業用は高額
自賠責保険 2,500円 3万円 24ヶ月契約の場合
駐車場代 5,000〜15,000円 6〜18万円 自宅の場合は不要
通信費 5,000〜10,000円 6〜12万円 スマホ、GPS
車両リース代 30,000〜50,000円 36〜60万円 リース利用の場合
軽自動車税 3,800円 黒ナンバー
合計(リース除く) 約75,000円 約90万円
合計(リース含む) 約115,000円 約138万円

参考:軽貨物ドライバーの手取りどのくらい?徹底検証

💡 経費削減のポイント

  • 燃費の良い車両を選ぶ(エブリイ、ハイゼットカーゴ)
  • 法人ガソリンカードで割引を受ける
  • 車両は購入よりリースの方が初期費用が安い
  • 自宅の駐車場を使えば駐車場代ゼロ

💸 真実3:税金・社会保険料で年間60万円以上消える

📋 税金・社会保険料の内訳
項目 年額 月額 備考
国民健康保険 30〜50万円 2.5〜4万円 所得により変動
国民年金 約20万円 約1.7万円 定額(2026年度)
所得税 5〜15万円 0.4〜1.3万円 所得により変動
住民税 10〜20万円 0.8〜1.7万円 所得の約10%
合計 65〜105万円 5.4〜8.7万円

参考:本当に稼げるの?軽貨物ドライバーの手取りを徹底解説

⚠️ 注意点

  • 国民健康保険は所得が多いほど高額になる
  • 国民年金は一律で約20万円/年(免除制度あり)
  • 確定申告で経費を計上すれば所得税・住民税が減る
  • 青色申告すれば最大65万円の控除が受けられる

💵 月収別:手取りシミュレーション完全版

📊 月収30万円の場合
項目 金額
売上 30万円
ロイヤリティ(15%) -4.5万円
経費 -7.5万円
税金・社会保険料 -5万円
手取り 約13万円

結論:月収30万円では、手取り13万円程度。生活は厳しい。

📊 月収40万円の場合
項目 金額
売上 40万円
ロイヤリティ(15%) -6万円
経費 -8万円
税金・社会保険料 -6.5万円
手取り 約19.5万円

結論:月収40万円でも、手取りは約20万円。平均的な生活レベル。

参考:軽貨物ドライバーは稼げない?手取り相場と月100万を目指す方法

📊 月収50万円の場合
項目 金額
売上 50万円
ロイヤリティ(15%) -7.5万円
経費 -9.5万円
税金・社会保険料 -8万円
手取り 約25万円

結論:月収50万円なら、手取り25万円。一般的なサラリーマン並み。

🚀 月収100万円は本当に可能なのか?

💯 月収100万円達成の条件

「どんなに運送に慣れた人でも1日に対応できる荷物量は250個が限界だと言われています。」

引用元:軽貨物ドライバーの手取りどのくらい?徹底検証

計算してみよう

  • 配達単価:200円/個
  • 1日の配達個数:250個(限界)
  • 1日の売上:200円 × 250個 = 50,000円
  • 稼働日数:27日(月3日休み)
  • 月間売上:50,000円 × 27日 = 135万円

手取りは?

項目 金額
売上 135万円
ロイヤリティ(20%) -27万円
経費 -15万円
税金・社会保険料 -15万円
手取り 約78万円

⚠️ 現実的には困難な理由

  • 1日250個配達は体力的・時間的に限界
  • 配達単価200円の案件は少ない(平均150円)
  • 月27日稼働は体力的に持たない
  • 好条件のエリアに当たるとは限らない
  • トラブル・再配達で効率が落ちる

結論:月収100万円は理論上可能ですが、現実的には月50〜60万円が限界です。手取りは25〜35万円程度。

📈 手取りを増やす5つの方法

方法1:配達効率を上げる
  • 配達ルートを最適化する
  • 配達先の特徴を覚える(宅配ボックス、不在時間帯)
  • 荷物の積み方を工夫する(配達順に積む)
  • 交通事情を把握する(渋滞回避)

効果:1日の配達個数が10〜20個増える → 月収+3〜6万円

方法2:高単価の案件を選ぶ
  • 企業配送(ルート配送):安定・高単価
  • Amazon Flex:時給1,500円〜2,000円相当
  • 夜間配送:深夜手当で単価アップ
  • 大手運送会社:単価が高い傾向
方法3:経費を削減する
  • 法人ガソリンカードで割引(年間10万円削減)
  • 燃費の良い車両を選ぶ
  • オイル交換・タイヤ交換を自分で行う
  • 保険を見直す(複数社比較)

効果:年間10〜20万円の経費削減

方法4:青色申告で節税する
  • 青色申告特別控除:最大65万円
  • 経費を漏れなく計上する
  • 会計ソフトで自動化(freee、マネーフォワード)

効果:年間10〜15万円の節税

方法5:ロイヤリティの低い会社を選ぶ
  • ロイヤリティ10%の会社を選ぶ(20%の会社もある)
  • 固定型(月5,000円)の方が得な場合も
  • 複数社を比較する

効果:月収40万円なら、ロイヤリティ10%と20%で月4万円の差

🔀 正社員 vs 業務委託:どちらが稼げる?

📊 収入比較
項目 正社員 業務委託
月収(総収入) 30〜50万円 40〜70万円
手取り 25〜45万円 20〜50万円
安定性 高い 低い
経費負担 会社負担 自己負担
社会保険 厚生年金・健康保険 国民年金・国民健康保険
ボーナス あり(年2回) なし
有給休暇 あり なし
自由度 低い 高い

参考:軽貨物ドライバーってどれくらい稼げる?手取りや本音を一挙公開

✅ 正社員がおすすめの人

  • 安定した収入が欲しい
  • ボーナス・有給が欲しい
  • 社会保険が充実している方がいい
  • 経費管理が面倒

✅ 業務委託がおすすめの人

  • 高収入を目指したい
  • 自由に働きたい
  • 頑張りを収入に反映させたい
  • 経費管理ができる

よくある質問【Q&A】

Q1. 軽貨物ドライバーの平均年収はいくらですか?

A. 売上ベースで年収300〜600万円、手取りは年収240〜450万円が平均です。業務委託の場合、経費・税金を引くと売上の60〜70%が手取りになります。

Q2. 月収50万円稼げますか?

A. 可能ですが、かなりハードです。1日120〜150個の配達を月25日以上続ける必要があります。また、売上50万円でも手取りは25〜30万円程度です。

Q3. 副業でも稼げますか?

A. 副業でも可能です。週末のみの稼働で月10〜15万円の収入が見込めます。ただし、年間20万円以上の副収入がある場合は確定申告が必要です。

Q4. 正社員と業務委託、どちらが稼げますか?

A. 頑張り次第では業務委託の方が稼げますが、安定性は正社員の方が高いです。

項目 正社員 業務委託
手取り 25〜45万円 20〜50万円
安定性 高い 低い
Q5. 経費はどのくらいかかりますか?

A. 月7〜11万円(年間90〜138万円)が目安です。主な経費はガソリン代、車両維持費、保険料です。

まとめ:軽貨物ドライバーの年収の真実

軽貨物ドライバーの年収・手取りの真実をまとめます。

💰 収入の真実

  • 平均年収:300〜600万円(売上ベース)
  • 手取り:年収240〜450万円
  • 月収40万円でも手取りは25〜30万円程度
  • 経費・税金で売上の30〜40%が消える

📊 手取りシミュレーション

  • 月収30万円 → 手取り約13万円
  • 月収40万円 → 手取り約20万円
  • 月収50万円 → 手取り約25万円

📈 手取りを増やす方法

  1. 配達効率を上げる(ルート最適化)
  2. 高単価の案件を選ぶ(企業配送、夜間配送)
  3. 経費を削減する(法人ガソリンカード、燃費改善)
  4. 青色申告で節税する(最大65万円控除)
  5. ロイヤリティの低い会社を選ぶ

最後に:求人広告の「月収○○万円」は売上です。手取りではありません。売上から経費・税金を引いた金額が手取りであることを必ず理解してから始めましょう。

軽貨物ドライバーは「稼げる」仕事ですが、「思ったより手取りは少ない」のも事実です。経費管理・税金対策をしっかり行い、効率的に働くことが成功の鍵です。

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【筆者プロフィール】
軽貨物ドライバー歴3年。Amazon Flex、委託会社での配送を経て、現在は月収45万円(手取り28万円)を達成。経費管理・確定申告の経験を活かし、これから軽貨物ドライバーを始める方向けにリアルな情報を発信しています。

【免責事項】
この記事の情報は2026年2月時点のものです。収入・経費・税金は個人の状況や地域により異なります。実際の金額は各委託会社・税理士にご確認ください。

この記事を書いた人

「いつまでこの生活が続くんだろう…」軽貨物ドライバーとして夜遅くまで走り続け、将来への不安と孤独に押しつぶされそうだった過去。そんな経験から、同じように頑張る仲間を一人でも多く支えたいと強く思い、軽貨物の知識を活かして法人を設立しました。あなたの挑戦、成功への道のりを、経験と熱意で全力サポートさせてください。一緒に未来を切り拓きましょう!

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